外壁塗装は家の外観だけではなく、暴風・暴雨にも影響を及ぼします。
特に深刻なのは塗装の剥がれた箇所から生じるサビやカビ。
これらは外壁の塗装膜が劣化している証拠であり、最悪大きく壁が崩れるなんてことも。できれば新築してから5~7年周期での塗り替えをおすすめしているのも、長く良い家に住んでもらいたいためでもあります。
外壁塗装では外壁の塗り直しだけではなく、ひび割れの補修や外壁洗浄を行い、キレイにした状態で塗装を行う必要があります。汚れた場所を残しては中で被害が進んでいく。このような初歩的なミスを起こさないよう、スタッフも厳しい目で外壁塗装を行っているのです。
もちろん外壁がキレイになれば、家を見る人の目も変わります。
長く良い家の秘密。その第一歩こそ外壁と言えます。
外壁と同じぐらいに目立つ場所、それが屋根です。特に日本家屋では瓦を使っているお宅も多く、そうではない住宅でも屋上があるものです。
そして屋根もまた太陽光や雨風の影響を受けて劣化していきます。
特に水はけが悪い環境だと劣化も進みやすく、雨漏りや強風などで瓦が飛ばされる原因にもつながります。
屋根塗装も外壁塗装と同じく洗浄や補修を行い、キレイにした上で塗装を行うことで家をキレイにするだけではなく、丈夫な屋根に仕上げます。
また、塗装後に"縁切り"と呼ばれる塗装を一部剥がす、あるいは『タスペーサー』と呼ばれる特殊な器具を差し込む作業を行う場合もあります。
防水工事、それは家を長く保つための仕組み作りと言えましょう。
家は年月と共に劣化しますが、外壁や屋根といった雨風の影響を受けやすい場所は特に剥がれやすく、雨漏りなどの原因につながります。
10~15年に1回の補修なので気にされない方も多いものですが、時期が来たらお金をかけて行うのが、長く家をキレイに保つコツでもあります。
防水工事には『密着工法』と『絶縁工法』の2種類があり、現在は既設の防水層からでも施工ができる絶縁工法が主流になっています。
絶縁工法は表層のウレタン防水材の下に中間層となる材質を挟むことにより、ひびなどの影響が少なく、ランニングコストを抑えることにもつながります。
10年以上経過した建物の防水工事を行う際は、この工法を頭に入れておくと良いかもしれません。
塗装するための足場として組まれる足場。
一見すると単なる足の置き場のように思えますが、この足場が安定していないと的確な外壁塗装もまま成りません。
そのため、マンションなどの大規模な外壁塗装の場合は足場専門の職人さんや業者が付くぐらいです。
足場には大きく分けて2つの役目があり、1つは施工用の足場。そしてもう1つが養生ネットをかける骨組みです。
特に塗装の飛散を防止する養生ネットは、張り方が甘いと風で煽られて大きな音を立てたり、本来の目的である塗装が飛び散ったりしてしまいます。
当社は主に一軒家での施工を視野に入れているため、足場施工から養生。そして塗装まで当社内で完結しています。
これにより連携の手違いが無く、迅速な作業を行うことができるのです。